ヨルダン編 part. 2

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本年はヨルダンで新年を迎えました。

13年振りのアンマンは、イラク人や湾岸諸国の資本が大量に流入して随分と変わりました。今住んでいるアパートがある所などは昔は野原だったはず、と入居してから気がつきました。とはいえ、変わっていないものはどうやら、基本的な社会の在り方や、人々の思考パターンであるようです。
その「変わらないもの」は、私たち(中東以外に住む人々)が過去数十年殆ど注目していなかったものですが、イラク戦争やレバノンでの政治動揺を通じて、この地域一帯に立ち現れてきているようです。それはあたかも、私たちの目には全く新しい社会ルールのように映ってしまいます。
本年夏まで、ここヨルダンで「中東の社会システム」研究に専念致しますが、当地の様々な人々の助けを借りつつ、これだけ混沌とした中東の中にあっても「変わらないもの」を時間が許す限り見詰めていきたいと思っております。

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