チュニジア編

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塾生 in Arab チュニジア編

【2006.7.21】

最近になってわかりました。今までの厳しさは、多分「愛のムチ」だと。多分。
初めは嫌われてるのかな…と思ってましたが、話せばお互いに少し理解が出来るんじゃないかなと思って数日前に先生に熱く話して見ました。

「クラスを変わりたい」「残りなさい」と繰り返し話すこと数分。先生曰く「書けるなら、話せるだろう。残った方がイイ」と言う事らしいです。(それもどうかな?と思いますが…)
「クラスの中では会話に割り込みなさい・聞きなさい」と言う事で、他言語はあえて使わないらしいです。確かに、一週間が経ってみると先生が授業中にフランス語で説明していた生徒達は少しずつクラスで見かけなくなってきてます。
最初は15,6人程いたけど、今は9人しかいません。今では質問の回ってくる回数が多いことと言ったら…。ムチが痛すぎるんですけど…。
ただ、どこの国も一緒なのかな?と思ったのは「アメとムチ」。授業中、ふっとした時に 先生がチョコレートやアメを私達にくれます。「どこの何色を取りなさい」と言った感じで。一瞬の甘味に我々癒されてます。次は何をくれるのかな?なーんて。

現在、学校には3段階のレベル(1:初級5クラスぐらいかな?見たことないので。2:中級:普通・上 3:上級:普通・上)があり、私は中級上にいます。
学校では毎日、檜先生と勉強した様に、様々な状況の文章を読んでます。先生は「文法は皆、終わってるわよね」って具合で授業を進めるので、日本で想像していたのとは、かなり違った授業にアワアワしてます。

内容はプリント等で配られずに、初めに先生がダーっと読んでそれを暗記するのみ。
2回ぐらい読んだ後、生徒にすぐ復唱させます。その後にそのわからない単語を聞いてから、内容について質疑応答に入ります。年の為か、ヨーロピアンの大学生たちに比べたら記憶に残るのは最後のパラグラフぐらいで、最初の文章郡はほぼ全滅。先生、悲しい顔して見ないで下さい。と心で思いながら、先生の助けを得て復唱している毎日です。
その後はアラブの詩だとか、アラブの現状況etc…をプリントで配られて、1時間半ぐらいその事についての質疑応答してから、授業で終わらなかった事と、その事に関連した作文の宿題がでます。あぁ、わからない、知識がない、と格闘し、毎日作文と復習に追われて1日が過ぎていきます。単語がないって、厳しいなぁと毎日感じてます。

選択科目を含め、3回欠席すると終了テストが受けられません。厳しいなぁ。テストはどうなるんだろう?合格できるのか?というのが今の悩みです。
「私がテスト問題だすのよ。授業についてくれば大丈夫だから」と言いますが、おいおい、その授業が難しいんですけど。と思うのは、私だけなのかな。

と、苦戦続きですが、今週末の砂漠ツアーで気分転換してきます。

【2006.7.18】

チュニジアのブルキバ大学の夏期コースに短期留学のため、先週、1日近くかかってチュニスに着きました。

授業は新しい単語ばかり毎日出るし、勉強x2そして作文の宿題。食事も寮で自炊しているせいか結構地味な生活です。ビーチが遠い…。でも、今のところチュニジアを満喫できてます。

私はこんなクラスに入っちゃっていいのかな?って思いますが、先生はクラスを変えてくれません。フランス語で質問しても、アラビア語オンリーで返答してきます。1ヶ月の滞在なので気にしないで過ごそうと思います。

来週、学校の遠足で砂漠に行きます!やっと砂漠に行けるんだ と思うと、ワクワクします。

 

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